なぜリバウンドは起こる?

まずリバウンドの仕組みについてしっかり理解しておきましょう。リバウンドには主に2つに仕組みが働いて起こります。

 

一つ目はホメオスタシス(恒常性)と呼ばれるもので、身体の状態を以前の状態に戻す機能を持っています。例えば風邪で体温が38度になっても、完治すれば36度に戻るのはホメオスタシスによるものですね。

 

リバウンドに関して言えば、肥満脂肪といって脂肪を意図的にため込む細胞があるのですが、脂肪が少なくなると脂肪の吸収率を高めることで以前の体重に戻ろうとします

 

そして二つ目はレプチンの減少です。レプチンは脂肪細胞が十分脂肪を吸収できたときに発するホルモンで、簡単に言えば満腹感の源です。

 

ダイエット後は脂肪細胞にホメオスタシスが働いているため、もっと脂肪分を摂取させるためにレプチンを出し渋ります。そうなると食べても満腹感を得られないので、おのずと食べる量が増えてしまうのです。

 

このようにホメオスタシスによって脂肪細胞の脂肪吸収率を高めたうえで、食欲が増進した状態になるためにリバウンドは起こってしまうのです。

痩せ体質の強み

では腸内フローラを改善して痩せ体質になった場合もリバウンドは起こるのでしょうか?その答えとしてはリバウンドは起こりにくくなります

 

善玉菌が生み出す短鎖脂肪酸という物質は、脂肪細胞が脂肪をため込むのにストップをかける機能があるからです。

 

たくさん食べても太らない人がいますが、その体質になってしまえば多少食欲が増進されようとも脂肪細胞は脂肪をため込めなくなるのです。

 

ここが腸内フローラを使ったダイエットの大きなメリットで、ダイエットの最大の敵とも言えるリバウンドを克服できる可能性が高いんですね。

注意点

とはいえ体重が落ちたからと言って油断してはいけません。ここで食生活が肉類などに偏ってしまうと腸内フローラのバランスは悪玉菌に傾き、肥満体質に戻ってしまう可能性があります。

 

そのため体重が目標まで減量できても腸内フローラを健全に保つ努力を怠ってはいけません。

 

また痩せ体質とは言えドカ食いをすれば体重は増えます。少なくともホメオスタシスは1か月間程度機能すると言われていますので、少なくとも1か月間体重をキープできればリバウンドは回避できたと考えていいでしょう。