腸内フローラはダイエットに有効

あの人はたくさん食べても太らないのに、私は同じ量を食べるとその分太ってしまう。またはあの人は少しダイエットすれば痩せるのに、私はちょっとやそっとでは体重が落ちない。そんな経験ありませんか?

 

要は体質の違いなのですが、もしこの体質は変えることができると言ったら驚くでしょうか?実は体質は変えることができるのです

 

今まで「肥満体質」「痩せ体質」は遺伝だと言われてきましたが、最近になって腸内フローラの環境、つまり腸内細菌が体質に大きく影響していることがわかってきました

 

アメリカの名門ワシントン大学で太った人の腸内細菌と痩せている人の腸内細菌をそれぞれ別のマウスに移植するという実験が行われました。

 

その結果同じ餌を同じ量食べているのにもかかわらず、太った人の腸内細菌を移植されたマウスのみ脂肪が増えていくことがわかったのです。

 

この実験は移植元の人を変えても行われましたが、結果は全て同じになりました。つまりダイエットしても痩せないのは腸内フローラの状態が大きく関わっているということが証明されたのです。

 

今まで太りやすい体質だった人は、腸内環境を改善すれば「太りにくい体質」に変えることができるということです。

腸内フローラと痩せ体質

最近あらゆる分野から注目されている腸内フローラですが、これは様々な腸内細菌が作り出す環境ことを指す言葉で何か固有の物質や器官を指すわけではありません。

 

腸内には100兆もの細菌が住み着いていますが、これらの細菌一匹を一人の人間に置き換えるなら腸内フローラは社会と言ったところでしょうか。この腸内細菌が作り出す社会が上手くいっていると太りずらいということになります。

 

ではどのような腸内フローラの状態がいいのかというと、いわゆる善玉菌が優勢の状態です。善玉菌にも色々種類がありますが、代表的なのは「乳酸菌」「ビフィズス菌」あたりでしょうか。

 

これら善玉菌が多く活発的だと体質は「痩せ体質」に近づいていき、悪玉菌が多く活発的だと「肥満体質」に近づいていくのです。

 

今までダイエットに苦労してきた方もいるかもしれませんが、肥満体質のままダイエットをするというのはまさに苦行です。

 

まずは腸内フローラを改善して体質を変えることからダイエットを始めるべきだったのです。

腸内フローラを改善する

善玉菌を増やせば痩せ体質に近づけることがわかりましたが、気になるのはどうすれば増やせるかと言うことですね。実はそんなに難しいことではありません。

 

一番簡単で効果的なのがは善玉菌を摂取すること。乳酸菌やビフィズス菌を食べて増やすということです。

 

と言っても普通に食べるだけでは、ほとんどの菌は胃酸によって死滅してしまいます。これは病気を引き起こす菌が腸に行かないようにするためで、非常に大切な機能です。

 

そのため善玉菌に関しては意図的に「生きて腸まで届く」ように工夫された形で摂取する必要があるのです。

善玉菌を増やす

善玉菌を生きて腸まで届かせるためには、胃酸から善玉菌を守り腸内で解放されるカプセルの技術が必須となります。そのためおすすめなのが善玉菌を補給してくれるサプリです。

 

ヨーグルトなどにも乳酸菌は含まれているのですが、実際は胃酸の強力な殺菌力によってほとんどが死滅してしまいます。

 

また毎日善玉菌を摂り続けることが必要となりますが、ヨーグルトの場合は糖が多く含まれるため摂取カロリーが増えてしまうので本末転倒です。そのため低カロリーかつ善玉菌が生きて届くサプリがおすすめです。

 

以下私が実際に試してみてお勧めできると思った善玉菌サプリとなります。是非参考にしていただければと思います。

ビフィーナS (森下仁丹)
価格 2.980円(税込)
内容量 30日分(30包)
1日に摂れる菌

ビフィズス菌50億個
乳酸菌10億個

 

善玉菌サプリで一番有名な商品。ビフィズス菌の一種ロンガム菌を生きて腸に届けるカプセルを開発し、腸内フローラを良好な状態にしてくれます。

 

また「機能性表示食品」といって科学的根拠を示されている商品であるため、まずビフィーナSを選んでおけば失敗はないでしょう。

 

少なくとも私はビフィーナSが一番相性が良く、体調にも変化が現れるのが早かったです。

 

 

善玉菌のチカラ(フジッコ)

価格 1.806円(税別)
内容量 31日分(31粒)
1日に摂れる菌

乳酸菌20億個

カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌FC株を1粒に20億個以上配合。一粒0.71Kcalなのでダイエットには最適ですね。

 

クレモリス菌FC株は粘り気が強く、しっかり生きて大腸まで届くのが特徴。乳酸菌系だったら一番おすすめです。

 

乳酸菌EC-12 (久光製薬)
価格 1,955円(税込)
内容量 30日分(30包)
1日に摂れる菌

乳酸菌1兆個

あえて死滅した菌を摂るためのサプリ。EC12はプレバイオティクスの代表例で、今いる善玉菌を活性化させるために非常に有効です。

 

生きて届いた方がいいじゃないのと思いがちですが、その配合量は1粒に1兆個ですからプレバイオティクスとしてはトップクラスの効果を発揮することでしょう。

私の三種の神器

生きて届く善玉菌を摂り、その上で善玉菌のエサを摂取することが腸内フローラを整える上では理想的です。

 

それを実現するのに私が最強の組み合わせだと思っているのが以下の併用です。

まずランキング1位で紹介しているビフィーナですが、生きて届くようにコーティングされたビフィズス菌50億個と乳酸菌10億個が含まれています。

 

そしてそのビフィズス菌のエサになるのがオリゴ糖ですね。私は毎日コーヒーを飲む習慣があるのですが、砂糖の代わりにオリゴ糖を使っています。

 

オリゴ糖は食物からは摂りづらいのでスーパーなどで売っているオリゴのおかげが私的にはおすすめです。ちなみにオリゴ糖はカロリーも少ないので腸内フローラを利用したダイエットにはもってこいですね。

 

さらに乳酸菌のエサになるのが食物繊維で、こちらはドラッグストアで800円(30包)程度で買ったものです。食物繊維は意識すれば食事でも摂れますが、毎日となると結構面倒なんですよね(笑)。

 

これが私の腸内フローラ改善のための三種の神器ですが、人によって合う合わないがありますので皆さんも色々と工夫してみてください!

ダイエットの必要性

これらのサプリによって善玉菌優勢の良好な腸内フローラの状態となり「痩せ体質」に近づきますが、腸内フローラの改善だけでダイエットが完了するわけではありません

 

もちろん人によっては自然と体重が落ちる場合があるでしょうが、ついてしまった脂肪を落とすにはある程度努力が必要となります。

 

ただ今までとは違い努力した分だけ痩せることができる体質になっているため効果が見えやすく、さらに大切なのがリバウンドもしずらくなる点です。

ダイエットのキホン

皆さんすでに十分ご存知かと思いますがダイエットの基本は運動、つまり「基礎代謝をアップ」させることです。今まで運動しても痩せなかったのは体質のせいなので、今後はこの基本的なダイエットをするだけで効果が出やすくなります。

 

勘違いされやすいのは運動での消費カロリーはあまりダイエットに影響しないということ。それよりも筋肉量を増やして基礎代謝をアップし、普通に生活しているだけで体重が減っていくというのが基本です

 

ちなみに私のおすすめは以下のエクササイズ。見た目以上にハードで色々な部分の筋肉が使えるうえ短時間なのでぜひチャレンジしてみてください。

このエクササイズは腹筋に特に効くのですが、腹筋を鍛えることで下がってしまった腸が元の位置に収まり蠕動運動が促進されるという効果もあります。

 

動画では10秒となっていますが慣れてきたら30秒、1分と時間を伸ばすといいかもしれません。

腸内フローラでのダイエットのコツ

痩せる体質になれば特別なダイエット法は何も必要ありません。摂取カロリーを減らしたり運動を増やすなどで十分ですが、腸内フローラを利用したダイエットには少しだけコツがあります。

 

それは野菜を意識的に食べることです。そんなの普通のダイエットと同じじゃんと思われるかもしれませんが、野菜には食物繊維が含まれており、その食物繊維は善玉菌を増やすエサになります。

 

つまり野菜は食事のカロリーを抑える以外に、腸内フローラを補助的に整えるダブルの効果があるということです。

 

腸内フローラを利用したダイエットは「善玉菌の摂取+野菜の摂取」の両輪であるということを覚えておきましょう。

もっと詳しく知りたい方へ

ここから先は腸内フローラとダイエットの関係についてもっと詳しく知りたい方向けで、実生活やダイエットに役立つ情報ではありませんので読まなくても問題ありません。

 

さて冒頭で腸内フローラが善玉菌優勢だと痩せ体質に、悪玉菌優勢だと太りやすい体質になると言いましたが、実はやせる菌と太る菌の正体はある程度わかってきています。

 

まずヤセ菌は「バクテロイデス属」の菌ということがわかっています。そしてデブ菌は「ファーミキューテス門」の菌です。ではバクテロイデス菌をたくさん食べればダイエットになるかと言うとそうではありません。

 

バクテロイデスもファーミキューテスも日和見菌と言って、腸内フローラの状態によって働き方が変わる菌です。

 

セ菌のバクテロイデスは善玉菌優勢だと活発に、デブ菌のファーミキューテスは悪玉菌優勢だと活発になる特性があるため、腸内フローラの状態が非常に重要なのです。

 

善玉菌を増やしたりエサを与えるとダイエットになるのは、このような理由があるからなんですね。

短鎖脂肪酸

では実際ヤセ菌がどのように身体に働きかけてくれるかと言うと、ポイントは短鎖脂肪酸と言う物質です。

 

ヤセ菌が活性化するとオリゴ糖などの善玉菌のエサを分解する際に短鎖脂肪酸を出しますが、この短鎖脂肪酸は脂肪細胞が脂肪をため込むのを阻害する働きがあります

 

ちなみに以前お酢ダイエットが流行りましたが、お酢も短鎖脂肪酸を多く含みます。ただ点滴のように常に飲み続けなければ効果を発揮してくれないので、体内で短鎖脂肪酸を作り続けられることが非常に重要なんです。

 

つまりまとめますと以下のようになるわけですね。

  1. 腸内フローラを整える
  2. 日和見菌のバクテロイデスが活性化
  3. バクテロイデスが短鎖脂肪酸を生成
  4. 短鎖脂肪酸が脂肪細胞の肥大化を抑制
  5. 痩せやすい体質になる
  6. ダイエットした分だけ体重が落ちる
  7. さらに体質が変わりリバウンドしづらい

くどくどと説明しましたが腸内フローラを整えればダイエットに非常に効果的と言うことですね!(笑)

 

是非皆さんも腸内フローラダイエットに取り組んでいただきたいと思います。